ニキビの症状,欧米

欧米の治療の実のところ。

ニキビの治療法が確立されている欧米では、どういったニキビでも八-九割という高い治癒率で治ります。

 

それは欧米の治療が異常角化や活性酸素による酸化というニキビの根本きっかけを取り除く治療だからです。

 

使われている代表的な外用薬は、ベンゾイルパーオキサイド、独自成分、レチノイン酸、アゼライン酸などで、これらは日本を除く先進国ではごくふつうに処方されている薬です。

 

欧米で使われているおもな薬を、手軽にに解説しておきましょう。

 

・ベンゾイルパーオキサイド……強い酸化作用により、強力にアクネ菌を殺します。

 

この薬は並行して角質を剥離する作用もあり、ニキビの二大きっかけを取り除く強力なニキビ薬です。

 

・独自成分....:抗酸化作用に加えて抗菌作用があり、活性酸素に起因する炎症を抑えます。

 

・レチノイン酸……いま皮膚科や化粧品業界でいちばん注意されている物質です。

 

角質を剥離するだけでなく、皮膚の内側に働きかけてターンオーバーを正常にするはたらきがあります。

 

他にも真皮のコラーゲンを増やす作用があるため、ニキビやニキビ跡の治療だけではなく、しわを阻止したり薄くする成果も望みされています。

 

ニキビから話がそれますが、このレチノイン酸について、興味深い研究報告があります。

 

それは去年(一九九九年)の三月、米国ミシガン大学のWang博士がネイチャー?メディスン誌に公表したものです。

 

レチノイン酸はビタミンAの仲間で、ビタミンAが皮膚に吸収されるとレチノイン酸に移ろいます。

 

皮膚の代謝や細胞の分化などに結びつきする大切な物質で、例を挙げると皮膚細胞はレチノイン酸を吸収する事によって分化し、1ヶ月-1ヶ月半で新しい細胞と入ところが現代人は、ビタミンAをモノにする皮膚のレセプターがどんどん退化しており、なかにはまったく消失している人もいるそうです。

 

紫外線を浴びつづける事によってこうした障害がひきおこされているのですが、現代人にアトピー性皮膚炎をはじめとする肌のトラブルが多発しているのも、このレセプターの消失と無関係ではないのです。

 

ただし肌にレチノイン酸をカラーリングつづける事によって、表面のレセプターが正常に戻る事がWang博士の研究でわかったのです。

 

レセプターの消失を防げれば、いくつになっても若々しい肌でいられる事も夢ではないのです。

 

そのようなわけでいま、レチノイン酸はニキビ治療薬としてだけではなく、肌を健康に綺麗に維持する物質として脚光を浴びているのです。

 

・アゼライン酸……ニキビの炎症を抑え、毛嚢の角化異常を抑制します。

 

米国ではこれらの四種類の薬を、ニキビの症状にマッチして取り合わせて使っています。

 

楽天市場のアクレケアのように炎症をおさえる成分も人気ですね。

 

例を挙げると面皰や丘疹、膿疱のようなニキビには濃度の低いベンゾイルパーオキサイドや独自化粧水、化膿してしこりのようになった膿腫タイプやニキビ跡にはレチノイン酸やアゼライン酸、ベンゾイルパーオキサイドの濃度の高いものを利用します。

 

このように効く薬が数種類あり、タイプに応じて活用られるのが欧米の治療の大きな強みです。